人が引いた夕方の集落を見る
観光バスが去ったあと、茅葺き屋根が夕日にシルエットになる時間。集落本来の表情。
GETAWAYS — 美山 / かやぶきの里
京都市内から1時間あまり、南丹市美山町に茅葺き民家が群れて残る「かやぶきの里」がある。重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた集落で、由良川と里山にはさまれた日本の原風景。観光バスが去った夕方からが、ここの本当の時間だ。

かやぶきの里・北集落には、約40棟ほどの茅葺き民家が今も暮らしのなかで使われている。生活している集落なので、住む人の時間を邪魔しない静かさで訪れたい。
日中はバスや車で賑わうが、夕方に人が引くと、茅葺き屋根が夕焼けにシルエットになる。煙の匂い、虫の声、里山に落ちる闇。観光地としてではなく、集落そのものの時間が戻ってくる。
美山には車中泊に対応した施設もあり、集落の喧騒から少し離れて夜を過ごせる。朝もやの里山で目覚める静けさは、泊まった人だけのもの。
観光バスが去ったあと、茅葺き屋根が夕日にシルエットになる時間。集落本来の表情。
街灯の少ない里山の夜と、川沿いに立つ朝もや。泊まらないと出会えない美山。
集落の外、由良川に沿った里山の道を、目的地を決めずに流す。
※ 風景は地図で見てください。気になった場所はピンから。
ガレージから
京都・長岡京のガレージから約1時間〜1時間半(京都市内経由・目安)。
向く季節
通年。雪が積もる冬の茅葺き集落は格別(防寒・路面に注意)。
滞在の注意
かやぶきの里は人が暮らす集落。駐停車・車中泊は指定の場所で、住人の生活を最優先に。
日程を選んで空き状況を確かめるところから、この過ごし方がはじまります。