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家を持ち歩く、一週間
宿を一つも決めずに、北陸から山陰へ海岸線を北上していく。気に入った港町があれば、何泊でもいい。天気が崩れたら、動かない日があってもいい。予定を埋めないことが、いちばんの贅沢になる一週間。
ROUTES — 1週間
観光をなぞるだけなら、一週間は長すぎる。宿を決めずに北へ向かい、移住の下見に住んでみて、平日は水辺で働く。観光客の時間ではなく、その土地の時間で過ごす、すこし長い旅。

宿を一つも決めずに、北陸から山陰へ海岸線を北上していく。気に入った港町があれば、何泊でもいい。天気が崩れたら、動かない日があってもいい。予定を埋めないことが、いちばんの贅沢になる一週間。

移住の候補地に、観光ではなく暮らしで触れる一週間。朝の光の入り方、近くのスーパー、夜の静けさ、雨の日の手持ち無沙汰。パンフレットや内見では分からないことを、住んでみてから確かめる。決めるのは、そのあとでいい。

電源と通信さえあれば、机はどこにでも作れる。平日は静かな水辺に停めて仕事をして、休みの日にだけ少し走る。会社のある街から離れても、暮らしは続いていく。一週間の、もう一つの働き方。
日程を選んで空き状況を確かめるところから、この旅がはじまります。