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関西を、いちばん大きくはみ出す
クルマごとフェリーに乗せて、瀬戸内の島へ渡る。橋でつながっていない場所は、それだけでまだ遠い。小豆島ならオリーブと醤油の里、寒霞渓の渓谷、干潮にだけ現れる砂の道。船に乗るところから、もう旅が始まっている。二泊あれば、海を越える過ごし方ができる。
ROUTES — 2泊3日
一泊なら戻ってくる距離を、二泊で越えていく。フェリーで島へ渡り、海沿いを西へつなぎ、いつもと反対の南へ下る。一日めに着いて、二日めをまるごと使い、三日めに帰る。急がなくていい連休の長さ。

クルマごとフェリーに乗せて、瀬戸内の島へ渡る。橋でつながっていない場所は、それだけでまだ遠い。小豆島ならオリーブと醤油の里、寒霞渓の渓谷、干潮にだけ現れる砂の道。船に乗るところから、もう旅が始まっている。二泊あれば、海を越える過ごし方ができる。

若狭から丹後へ、海沿いの道を泊まりながら下っていく。次の宿は決めない。漁を終えた舟屋の町や、夕方に静けさが戻る港で、気に入ったらもう一泊。点と点を結ぶのではなく、海岸線そのものをたどる二泊三日。

北の湖や日本海ばかりが行き先ではない。二泊あれば、紀伊半島の南まで下れる。黒潮の打ち寄せる海沿いを走り、温泉のある港町で眠る。方角をいつもと逆にするだけで、同じ関西がまるで違って見える。
日程を選んで空き状況を確かめるところから、この旅がはじまります。